熊本 アルバイト看護師

産婦人科の実習について

やはり産婦人科実習です。
陣痛の場面から出産まで立ち会うのですが、実習は朝9時から遅くても夕方5時までですから、
実際の出産まではタイムオーバーで見られずに帰る学生も沢山いました。
私はラッキーなことに夕方5時過ぎに産婦さんが出産となったので、
赤ちゃんが出てくる瞬間も産婦さんの手を握りながら立ち会うことが出来ました。
産声を聞いた時は本当に感動して、ご夫婦と涙しました。

 

実はそれまでが本当に大変だったんですけどね。
産婦さんが腰やお尻をさすって欲しい、という方で
ご主人が最初はしておられたんですが、途中から「学生さんの方がうまい!」と言われて。

 

約8時間、さすり続けたんです。
単にさするというより、力を入れて押しながらさする感じですが。
食事の間も、トイレの中でも、「学生さん、さすって!」と言われました。
陣痛の間、ずっと助産師さんがいるわけじゃないから、
産婦さん、ご主人、そして私の3人の時間が長かったんですが、
途中で産婦さんが「もう無理!産めない!」と何度も泣かれて、
私はたどたどしく励ますこと、さすることぐらいしか出来なかったです。
でも産まれた後に「本当にありがとう。学生さんがいなかったら産めなかった」と言われて。

 

その日、家に帰ったら指8本、皮がめくれて剥がれていました。
本当にペロンと。
でもそれを見て、ああ頑張ったんだなあ、役に立てたんだなあ、と
やっと実感がわいたというか、嬉しく思いました。

 

看護学生は看護師さん達だけでなく、患者さんにとって時に負担だと思うのです。
良い人ほど学生の受け持ちを了承してくださるけど、
病気できついのに一日何時間も顔をつき合わせているのって、
結構患者さんは辛いと思います。
それは学生もわかっているから、日々少しでも役に立てないかと
考えながら計画を立てたり、ケアをするんですよね。
しかし、実習期間には限りがあるし、手応えみたいなものを
感じられない時も沢山あります。
でも私の場合、この産婦人科実習で初めて「やった!」と思えたんですよね。